【女性薄毛の原因と対策】エストロゲン減少とFAGAの関係を専門家が解説|40代からの正しい薄毛ケア
From : 院長 井上裕康
【女性薄毛の原因と対策】エストロゲン減少とFAGAの関係を専門家が解説|40代からの正しい薄毛ケア
はじめに
40代以降の女性の多くが感じる「髪のボリュームの減少」「分け目の地肌が気になる」といった薄毛の悩み。
実はその背景には、女性ホルモン「エストロゲン」の減少が関係していることをご存じでしょうか?
この記事では、エストロゲンと髪の関係性について、わかりやすく解説します。
エストロゲンとは?女性ホルモンと髪の関係
エストロゲンは、女性の体内で主に卵巣から分泌されるホルモンで、月経、妊娠、更年期などに深く関わっています。
しかしこのホルモン、実は「髪の成長」にも大きな役割を果たしているのです。
髪におけるエストロゲンの働き
これらの働きにより、エストロゲンは“髪を守るホルモン”とも呼ばれます。
エストロゲンが減ると女性の髪に何が起きる?
更年期、卵巣機能の低下、過度なダイエットなどにより、体内のエストロゲン量が減少すると、次のような変化が起きます:
薄毛発生のメカニズム
[更年期・ダイエット]
↓(卵巣機能の低下)
【エストロゲン分泌量の減少】
↓
- 髪の成長シグナルが弱まる
- 頭皮の血流が悪くなる
- DHT(抜け毛ホルモン)の影響が強くなる
↓
【毛が細くなる・成長しない・抜けやすくなる】
→ 女性型脱毛症(FAGA)へ
FAGA(女性男性型脱毛症)は、頭頂部や分け目が薄くなるのが特徴で、閉経前後に特に多く見られます。

医学的根拠|女性ホルモンと薄毛の関係性
・Itamiらの研究(Journal of Dermatological Science)によれば、毛包にはエストロゲン受容体が存在し、ホルモンバランスの変化が毛周期(ヘアサイクル)に影響を与えることが報告されています。
・ホルモン補充療法(HRT)を受けた閉経後女性で、髪のボリュームや太さが改善した事例もありますが、HRTは副作用のリスクもあるため、医師の判断が必要です。
女性の薄毛対策|自律神経・血流・栄養の3本柱
1. 自律神経を整える方法

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深呼吸やストレッチで副交感神経を優位に
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質の高い睡眠やぬるめの入浴も効果的
自律神経が整うことで、ホルモンバランスも安定しやすくなります。
2. 血流を促進するセルフケア

血流が改善されると、毛根への栄養供給がスムーズになります。
3. 栄養を摂るポイント

これらは髪の材料となるだけでなく、ホルモンの合成にも関与します。
まとめ|正しい知識とケアで薄毛の進行は予防できる
エストロゲンの減少は、年齢とともに誰にでも起こる自然な変化ですが、正しい知識と対策をもてば、薄毛の進行は予防・緩和できます。
まずは「自分の体の声に耳を傾けること」。
その上で、自律神経・血流・栄養という3つの視点から、髪と向き合っていきましょう。
薄毛でお悩みの方は、福岡市薬院の女性薄毛専門整体院けい にお任せください。

- 院長 井上裕康
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