最終更新日:2017/07/24
【特集】なぜ肩こりが頭痛を引き起こすのか?
From : 副院長 河野孝則
最近、肩こりのお客様をみていると必ずと言っていい程、合併している症状があります。
それは…頭痛です!
なので、今回は頭痛についての内容です。
|肩こりと頭痛
肩こりは、一般的に「肩がだるい」「肩が重たい」などの症状があげられます。
しかし、多くの肩こりでお悩みの方にじっくりカウンセリングをしていくと、次から次へと別の症状が出てきます。
その中でも一番多いのは、頭痛です。
肩こり症状が強くなるにつれて、頭痛がひどくなるケースをよく耳にします。
あなたもしくはあなたの周りにも多くいると思います。
毎日頭痛薬を飲んで何とかその場しのぎをしている事も稀ではないはずです。
|なぜ肩こりで頭痛?
肩こりと頭痛は一見すると場所も離れているし…本当に関係あるの?と思いますよね。
でも実際に、すごく関係しています。「肩がこる」を言い換えると「肩周囲の筋肉がガッチガチ」になっている状態と言えます。
筋肉がガッチガチになると様々な悪影響が生じて、あなたの身体をジワリジワリと破壊する可能性もあるかもしれません…。
|肩がこると血行が悪くなる
筋肉は、筋線維と呼ばれる線維が束となり一つの筋肉を構成しています。
伸縮性があるので、「ゴム」をイメージするといいでしょう。そのゴム状の筋肉には、多数の血管が張り巡らされています。
その血管によって栄養を取り入れたり、老廃物を排出したりしています。
しかし筋肉が固くガッチガチの状態になってしまうと、そのメカニズムに破綻が生じてきます。
本来であれば、ゴムと同じように伸縮性があるので血管にストレスを与えることは無いのですが、筋肉が固くなってしまうと血管を圧迫して、血行を悪くしてしまうのです。
|血行が悪くなると…
血行が悪くなってしまうと老廃物の流れが悪くなるので、疲労を感じる物質が血管内に滞りやすくなります。
そうすると「肩や首のダルさ・重さ」いわゆる痛みとは少しニュアンスが違う抽象的な違和感に繋がるのです。
加えて、脳への血液の流入量が低下します。脳には全体の約1/6の血液が流れ込むらしいのですが、もし血管が圧迫されると、その全体量が減ってしまいます。
脳への血液量が減るということは、脳への酸素供給量が減ることになります。
つまり脳が酸欠状態になるのです!
肩の筋肉を柔らかく保つことは、肩こりだけでなく様々な関連症状を解決することにも繋がります。
しっかりと、肩まわりの運動やストレッチを行いましょう♪
- 副院長 河野孝則
施術のご予約
慶(けい)は福岡市中央区薬院に位置する「慢性腰痛」専門の整体院です。
ご予約はお電話またはメールよりお問い合わせください。
-
-
〒810-0004 福岡県福岡市中央区薬院2丁目2-24 チサンマンション第3博多 1003号室
薬院大通駅から徒歩2分!西鉄薬院駅から徒歩6分!
※薬院六つ角の交差点が目印です