福岡市中央区薬院の肩こり、腰痛専門整体院整体院 慶（けい）

From : 副院長 河野孝則

|肩甲骨と胸椎の動き

 

 

脊柱は、頚椎と胸椎と腰椎で成り立っており、 各関節がバランスよく回旋することで体幹の回旋（捻り）動作を生み出しています。

 

頚椎（首）が回旋しやすいのはイメージつきやすいと思いますが、実際に後ろを見ようと振り向けば、首は約何度ぐらい動くでしょうか？

 

大体80°～90°くらい動いていると思いますか？

 

 

|一般的な各椎体（頸椎・胸椎・腰椎）の回旋角度

 

 

 

・頚椎7個の合計回旋角度：　45～50°

 

・胸椎12個の合計回旋角度：　35°

 

・腰椎5個の合計回旋角度：　5°

 

実は、上記の通り首は45°～50°しか動いていないのです。

 

腰椎に関してはたったの５°しか回旋しません。

 

腰椎は合わせて5個あるので、1個あたり1°しか回らない計算になります…。

 

 

|肩甲骨が硬くなると

 

 

 

肩甲骨の柔軟性が低下すると、胸椎の動きが低下します。

 

なぜなら、肩甲骨は背中の肋骨の上にペタッと張り付いている骨であり、たくさんの筋肉が付着しています。

 

その肩甲骨が硬くなるということは、周囲の筋肉の柔軟性が低下していることを意味します。

 

肩甲骨周囲の筋肉が硬くなってしまうと、結果として胸椎の動きを阻害してしまうことに繋がり、体幹全体の動作に影響を及ぼします。

 

背骨は一続きになっているので、胸椎の動きが低下するだけで上下の頸椎や腰椎が過剰に動かないといけなくなり、不必要なストレスを与えることになります。

 

特に腰痛は、回旋動作が苦手な部位なので過度のストレスが加わりすぎると、腰痛を引き起こす原因となってしまいます。

 

肩甲骨は、肩こりの原因だけでなく腰痛の原因になっていることも多いので必ずチェックが必要な部位です！

 

 

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ゴルフのスイング動作では、肩甲骨の柔軟性は欠かせないポイントの1つです！

 

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- 副院長 河野孝則